先輩ママが教える「赤ちゃん用日焼け止め」の選び方ポイント

赤ちゃんも生後1か月を迎えると、段々と外気に慣らしていくように指導がされますが、紫外線対策はばっちりですか?
まだ歩かない赤ちゃんの場合には紫外線を避けるためにベビーカーの日よけが必須です。
そして、日よけと同じくらいの必須アイテムがベビー用日焼け止めです。
ここでは、赤ちゃんに日焼け止めを選ぶ際のポイントや使用に関する注意事項についてお話します。
大人よりも何倍もデリケートな肌をしている赤ちゃんのために、しっかりと確認して安全に日焼け止めを使用してくださいね。
ポイント1 パッチテストは必ずしなきゃダメ!
赤ちゃんの肌がどれくらいデリケートかご存知ですか?
場所にもよりますが、皮膚の厚みは大人の半分から三分の一程度と言われています。
とても薄いため、少しこすったりするだけですぐに赤くなってしまいます。
また、自分のよだれでかぶれることもありますね。
そんなデリケートな肌に直接塗ることになる日焼け止めですから、肌への影響が心配です。
新しい日焼け止めを使用する際は、かならずパッチテストをしましょう。
パッチテストは、二の腕や太ももの内側など、皮膚が薄く柔らかいところに日焼け止めを少し塗ります。
24時間ほど様子を観察して、炎症や晴れを起こしたり、赤ちゃんに異変がなければまずは問題ないでしょう。
今までに赤ちゃんが保湿クリームでかぶれたり、乾燥気味の肌の赤ちゃんの場合にはパッチテストの前にお医者さんに相談をしてくださいね。
ポイント2 石けんで落とせるか要チェック
日焼け止めは、モノによっては塗り直す手間を省かせたり、効果を持続させるために肌への吸着率が高くなっています。
しかし、そうしたものは肌への負担が比較的高いというデメリットもあります。
また、赤ちゃんにクレンジング剤を使うことも肌を傷めてしまう原因にもなり得ます。
赤ちゃんのうちは、持続性よりも落としやすさを重視して選びましょう。
よく泡立てたせっけんで落とせるタイプのものなら安心ですね。
ウォータープルーフタイプは洗い流す際に強めに洗浄する必要がありますので、赤ちゃんへの使用は避けましょう。
赤ちゃんは汗をかきやすいですが、流れてしまうことが心配な場合はこまめに塗り直しをしてあげましょう。
ポイント3 ノンケミカルorオーガニックを選ぼう
赤ちゃんの肌への負担を考えた時にオススメの日焼け止めがあります。
それは「ノンケミカル」のものです。
具体的には紫外線吸収剤を使っていないもの。もしくは紫外線散乱剤が配合されているものです。
たいていの場合はパッケージに「ノンケミカル」と書かれていますので探してみてくださいね。
また、化学成分を使用していないオーガニックの日焼け止めも販売されています。
化学的に造られたものへの不安がある方はオーガニック表示のあるものを選ぶようにしましょう。
日焼け止めを塗る時期もチェック
真夏の炎天下のみ日焼け止めを塗っても意味がありません。
肌へ悪影響と言われる紫外線は、一年中日光と一緒に降り注いでいます。
特に気にすべきなのは春先の紫外線です。
曇りの日や雨の日でも紫外線はゼロではありません。
春先は温かくなってきてママも赤ちゃんと一緒に散歩する機会が増えるときです。
ママだけでなく、赤ちゃんも日焼け対策をしてあげてくださいね。
また、真夏も室内だからと言って無防備に窓際で過ごしていると、窓ガラスをすり抜けた紫外線が赤ちゃんに届いてしまいます。
直射日光の当たる窓際などで遊ばせる場合には、日焼け止めを塗るようにしましょう。
いかがでしたか。
大人でも日焼け止めは肌が乾燥したり、べたつきからかぶれを起こしたりとお肌トラブルにつながりやすいアイテムです。
赤ちゃんへの使用はなおさら気を付けてあげたいですよね。
日焼け止め自体の成分チェックと、使う前のパッチテストで安心して赤ちゃんとお外で遊べるように対策を講じてくださいね。
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