22 雨の日や室内でも日焼け止めは必要?室内にベストな日焼け止め

春が近づくと気になるのが日焼けですよね。
春先の紫外線は真夏よりも強いことは前回お伝えした通りです。
しかし季節の変わり目は目に見えないもの。
ついうっかり時計や指輪の跡がついてしまった!という経験は誰にでもあるのではないでしょうか。
また、日差しを強く感じる日には日焼け止めに気が向きますが、曇りや雨の日はどうでしょう。
「今日は日焼けしなさそうだな」と、日焼け止めを塗っていない方も多くいるはずです。
しかし結論からお伝えすると、実は雨の日でも日焼けするのです。
そして、屋根のある室内にいても、窓ガラスを通り抜けて紫外線はあなたの肌へ届いてしまいます。
ここでは雨の日や室内でのうっかり日焼けを防止する方法についてお話します。
雨の日や室内でも紫外線は届きます
紫外線は晴れの日にしかないというのは大きな勘違いです。
気象庁によると、雲一つない快晴の日に降り注ぐ紫外線量を100とした場合、うす曇りの日では約80%、曇りの日で約60%、雨の日でもおおよそ30%の紫外線量があるそうです。
そして、雨の日に肌に当たる30%の紫外線でも、蓄積されればシミやしわの原因となり、お肌の老化につながってしまうのです。
では室内ではどうでしょうか。
紫外線にはA波とB波があります。
正確にはC波もありますが、C波は地上まで届かないとされています。
そしてA波は窓ガラスや薄いカーテンは通過してしまう性質を持っています。
ですから、窓が大きい場合や方角の関係で直射日光が差し込む窓際は紫外線が到達していると考えたほうがいいのです。
最近ではUVカットの窓ガラスも多く普及していますが、隅に小さく書かれているだけでパッと見ただけではなかなかわかりません。
特に高層階などで光を多く取り込むオフィスでのデスクワークなどをされている方は、室内で過ごす時間が多いとは言え、紫外線を浴びていることになるので注意が必要です。
雨の日や室内での日焼け止めの選び方
雨の日の紫外線は、晴れの日に比べると30%程度に抑えられるため、強い日焼け止めは必要ありません。
効果を期待するあまり、強い日焼け止めを使用することはかえって肌にダメージを与えてしまいます。
また、窓ガラスを通過する紫外線量も、防犯用の合わせガラスなどでは20%程度まで抑えられます。
そのため、雨の日や室内での活動をする際の日焼け止めは極めて軽いものでいいと言えます。
つまり、理論上はSPF23 PA+やSPF23 PA++で十分です。
ただし、仕事上日当たりのいい窓際にいることが多い方の場合には、肌への負担も考えて選んでくださいね。
SPFの数値の小さなものはどうしてもケミカルタイプの商品が多いため、安易に数値で選んでしまうとせっかくのケアが台無しになりかねません。
具体的にどんなものが適しているのか見ていきましょう。
【厳選】雨の日、室内での日焼け止め
まず最初に紹介するのは、ノンケミカル日焼け止めパウダー「ミネラルサンスクリーン」です。
こちらは、ミネラルと美容液成分でできた日焼け止めパウダーです。
SPF50 PA++++と、日焼け止めの中でも強めのものになりますが、お肌に優しいタイプです。
紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)なので、通常の洗顔で落とせて敏感肌の方でも安心です。
またメイクの上から使えるタイプなので、休憩時間のメイク直し時にも付けなおしが簡単です。
もう一つご紹介します。
こちらはスプレータイプの「アモロス ユーヴローフ」になります。
上でご紹介したパウダータイプとの最大の違いは、「髪にも使えること」です。
日焼け止めというと肌へのケアばかり着目されますが、実は頭皮や毛髪にも紫外線はダメージを与えてしまうのです。
せっかくきれいにカラーした髪も、紫外線で色が抜けてしまうこともあります。
また、同じ分け目で過ごしていると、頭皮が茶色く日焼けしてしまいますがあまりいい印象ではありませんよね。
SPF50+、PA+++でしっかりとA波の肌への浸透を防いでくれる上に、気軽にメイク後の顔や腕、首などにもスプレーできます。
無色ですので、洋服を汚すこともありません。
パウダータイプやスプレータイプを上手に使い分けて、うっかり焼けを防ぎましょう。
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